むかしむかしの植民地時代のことです。ある英国人ご用達のレストランに、スリランカ人の紳士が食事にやってきました。それをみた英国人の一人の男は、声を荒げて、そのスリランカ人紳士を指さし、こういいました。
『ここは、お前たちのくるところではない!でていかなければ、大変なめにあわせるぞ!』(ひどい時代ですね。)
それを聞いた、紳士は、静かにこう答えました。
『ここはスリランカです。どうして、スリランカにすむ私たちが、レストランに来てはいけないのですか。』男が何をいいかえそうかと、言葉につまっている間に、紳士は、ウェイターにターキーを頼み、注文がくるのを待ちました。注文が来ると、男はすぐにこういいました。
『お前が、ターキーに行ったことと同じことを、お前自身に行ってやろう。』
つまり、紳士がナイフとフォークを突き立てれば、男も紳士にナイフとフォークを突き立てようというのです。それを聞いた紳士は困り、頭の中で、切り抜ける方法を考えました。
いくばくかの時間がたってから、紳士は、静かに立ち上がりました。
そして、ターキーの載った皿をなんと、床の上に置いたのです。
次の瞬間、紳士は、男に勝ちました。
紳士は、ひざまずき、打ち伏せ、ターキーに向かって手を合わせたのです。
そして、こういいました。
『どうぞ、あなのおっしゃったようになさってください。』
この状況に、男ができることは何もありませんでした、、、、、、。
この話は、人種や、貧富の差別をすることのおろかさをあらわしているわかりやすい話だと思いました。